意識化できる星・できない星の棲み分けが大事

こんにちは、ゆくりです。


占星術では、月・太陽・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の10個の惑星を使います。


ここで2通りに分けると「使わないと発動しない星」と「使わなくても発動する星」があります。


使わないと発動しない星は、太陽・水星・火星・土星

使わなくても発動する星は、月・金星・木星


天王星・海王星・冥王星のトランスサタニアンは世代星で規模が違うので、ここでは省きますね。


え?太陽って12星座のやつじゃん。使わないと発動しないの?と思った人もいるかもしれません。


確かに、太陽はオーソドックスな自分の性格に最も近い解釈をします。でも、意外と「太陽星座らしくないです」とか「太陽を使えていません」という人は少なくありません。


月は無意識で、太陽は意識化した自分のアイデンティティ、尊厳や誇りです。既に意識化できているかがポイントで、自分がやりたいことって何?と模索しているうちは、太陽の望みが意識化されていません。


太陽期に入る25歳以降って、「私って社会に役立っているのだろうか?」とか「今の仕事向いてないかも」とか、挙げ句の果てに「わたしって誰?」とか(笑)色々自己分析しませんでしたか。


そこから35歳までの時期は、社会に対する表向きの顔(外面)や、それに伴う評価も明確になってくると思います。ここで見つけた原石を、34歳以降の火星期で磨き、中年の危機でブレイクスルーさせ、45歳以降の木星期で周囲を巻き込んでいくイメージです。


太陽期〜火星期の間(24〜35歳前後まで)は、男性性の「自分を外に打ち出す力」を特に意識する必要があります。


でも、これは一般論ですが、女性は子育てという大事な仕事がありますよね。社会活動にばかり気を取られるわけにはいきません。だから、自分の太陽や火星を旦那さんに渡して、他の星を使っている女性もいます。


これは、太陽や火星をあえて自分で使わず、割り切ってやっている感じ。そういう生き方も、もちろんありです。


ただ、子育ての有無に関わらず、金銭面も精神面も旦那さんに依存したくないという人は、太陽と火星を自分で使うスイッチに切り替えましょう。


月は無意識の怠惰、金星は意識化できる楽しみ


太陽は意識化する必要があること、月は無意識を司ることを先述しました。月は無意識の領域なので、自分では気付いていない癖や思い込みが全てここに含まれます。心の移ろいやすさの象徴でもあります。


そして、月の無意識を意識化すると、太陽が驚くほどスムーズに発動する場合があります。


自分の月を通して癖や思い込みに気付けただけでも、それは意識に昇らせることができたといえます。そうすると、月の悪さが減ります。


一方、金星は月より優等生です。意識化できる楽しみが金星なので、遊び過ぎたとか、食べ過ぎたとか、後から罪悪感が湧き出る人もいますね。こういう感情をキャッチできているうちは改善の余地があるので、“月のこじらせ”とは違います。


金星は自分へのご褒美であり、人を愛する力になり得るので、豊かな人生を創る上で必要な要素です。


年齢域で捉えると、人生の頑張りどきがわかる

こうつらつら書いていると、占星術における年齢域って大事だなと改めて思います。

太陽も月も金星も、それぞれ使い方も発揮のされ方も異なります。そして太陽期や火星期は、どんな人でも、人生の頑張りどきと言えるかもしれません。


太陽期になんとなく生きると次の火星期に、火星期になんとなく生きると次の木星期に入ったときに違和感を覚えます。


頑張りたいけど、どんな方向性を目指せば良いか迷っている人は無料相談からお気軽にどうぞ!














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