【年齢域を考察】惑星を理解すると道が開ける

こんにちは、ゆくりです。

占星術には、「年齢域」という概念があります。


月  0〜7歳(冷×湿)

水星 8〜15歳(冷×乾)

金星 16歳〜25歳(冷×湿)

太陽 26歳〜35歳(熱×乾)

火星 36歳〜45歳(熱×乾)

木星 46歳〜55歳(熱×湿)

土星 56歳〜70歳(冷×乾)

・・その後、トランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)の年齢域へと続きます。


人間が成長する段階にシンクロさせたものが年齢域です。


月は赤ちゃんの頃に育まれる感受性、安心感、反応機能などを表します。月が母親とリンクしていると言われる所以は、この年齢域に振り当てられているからですね。


水星期は知性や言語機能の発達、金星期は「好き・嫌い」といった感性を育む時期。いわゆる青春時代の恋が生まれやすい年頃です。


ちなみに、金星期に経験したことや感じたことは、記憶の中に定着します。車の中でよく聴いていた音楽、恋人が付けていた香水の香り・・など、当時を懐かしんでキュンとする瞬間はありませんか?あの感覚がまさに金星です。


火星期はパワフルな闘志を胸にひたむきに頑張るし、木星期は火星期で培った人間力や知識を社会に示していくとき。土星期は自分に必要なものを見極め、削ぎ落とし、これまでの人生を固めていきます。


こんなふうに、年齢によって意識した方がいい惑星は異なります。


年齢域ごとの過ごし方が大事なワケ

月や水星、金星期の前半までは自分の個性が環境や家族によって影響を受けますが、成人後〜太陽期にかけて以降は、自分自身の意思が問われます。


何を選択していくかは全て「自分次第」で、その選択の連続が、人生を創っていくということ。


太陽期や火星期の終わりに、「なんかモヤモヤする」「進むべき方向性がわからない」「やり残したことが気になる」という方がいます。


そういう方は、自分の在り方を他者に委ねている可能性があります。自分を生きていない感覚です。太陽期の課題をある程度クリアしていないと、火星期のテーマに取り組もうとしても、なかなかスムーズにいきません。


年齢域が変わると、興味の対象が変わったり、性格が180度変わったりする人が多いです。もちろん年齢域のある年齢になった瞬間にはっきり変わるわけではなく、グラデーションのように個人の性質が変化していきます。


なので、自分の年齢域の惑星がどのサインにあって、どんなことを意識した方がいいのかを知っておくことは大切です。上記に記した年齢域の横に書いてある「熱・冷・乾・湿」の熱は、内から外に働きかける力、現在から未来に向かいます。


熱を持つのは太陽と火星。つまり、太陽期と火星期は主体的でなければ理想的な未来を創ることはむずかしいです。


逆を言えば、幼少期にどんな過酷な境遇に身を置かれた人であっても、太陽や火星を意識することで、人生を180度変えることができます。




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