Tスクエアの生産的な活かし方

こんにちは、ゆくりです。


占星術は生まれた瞬間の星の配置図に、タイムリーに運行する星の動きを重ねるトランジット法という読み方があります。


そのトランジット法に沿って星同士を結びつけると、さまざまな形を形成するのですが、その代表的な複合アスペクトの一つが、Tスクエア。3つの天体が直角二等辺三角形を形成します。


どの星とも関わりを持たないノーアスペクトの天体でも、運行中の星が関わりを持つタイミングは必ずやってきて、反応します。だから、複合アスペクトを理解しておくことは意外と役立ちます。


例えば、私の現状でお伝えすると


・牡牛座の天王星と蠍座の火星がオポジション(180度)

・牡牛座の天王星と水瓶座の土星がスクエア(90度)

・水瓶座の土星と蠍座の火星がスクエア(90度)


というTスクエアを形成しています。


牡牛座・天王星と水瓶座・土星のスクエアは2021年から逆行を繰り返しながら継続的に続いているアスペクトで、人々の生活の在り方や根本的な価値観の変化を促しています。それはコロナの影響によるものが大きいので、皆さん共通です。


私の場合、そこに火星が絡んで直角二等辺三角形になっています。火星は情熱や信念からくる行動の象徴なので、「私は変わる!」という強い思いで行動するのだけど、スクエアもオポジションも試行錯誤が必要な角度なので、スムーズにはいきません。


固定宮のTスクエアということは、柔軟性が失われつつありながら、変化を求める。椅子取りゲームのように、椅子が最後の一個になって負ける寸前じゃないと変わらないふうに頑固になりがち。


しかも、天王星は2ハウスにいて、真向かいの8ハウスに火星があるので、収入の出入口の変化や、今より自分に付加価値を付けてお金を稼ぐ方法を模索しています。


これは、1年半前から続いていますが、行動量の割に前進している感覚が薄いし(でも成長していると信じたい)不安や恐怖も襲います。こういう「あがき」の繰り返しが、Tスクエアの感覚なんだと思います。


Tスクエアの力を生産的に使うには、そこが「活動宮」「固定宮」「柔軟宮」どこで起こっているかを知り、3つの天体のサインを尊重しようとする意識が必要です。


活動宮(牡羊座・蟹座・山羊座)のTスクエアは、そのアクティブさが吉に出るとは限らない。生産的に活かす方法を探りつつ、短期間の目標達成を積み重ねる期間。


固定宮(牡牛座・獅子座・水瓶座)のTスクエアは先にお伝えしたように、柔軟性が失われがち。たまに人の意見を取り入れる、やり方を積極的に変えてみることや、行動量を増やすことが大事。


柔軟宮(双子座・射手座・魚座)のTスクエアは、過剰な試行錯誤によって目的を見失う可能性が高い。たまに立ち返り、一貫性を持って物事に取り組むことが大事。


Tスクエアを上手に切り抜けるためのキーワードは試行錯誤、つまりトライ&エラーです。


3つの天体のサインが求めていることを尊重しつつ、全員が納得する答えを導き出すことが必要です。


それにより、Tスクエアの期間を抜けたあとに、新たな視点で物事を捉えられたり、「これって私がやりたいことかも」という曖昧な気付きがクリアになります。


Tスクエアこそ変革のチャンスで、実は「怖いから動かない」「今は待ちの時期」という解釈はもったいないんです。うまくいかない前提で動くくらいが丁度よくて、そもそもスクエア(Tスクエアのオポジションを外した角度)は思わぬ展開を呼ぶので、行動を起こしていれば意外なところからチャンスが生まれるケースも少なくありません。


ぜひTスクエアを生産的に活かして欲しいと思います。


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