こんにちは、ゆくりです。
SNSでの発信が苦手な人や、自分の感情を表に出すのが苦しいという人がいます。
そんな人は、心のセンサーが敏感になっている気がします。他人に興味をもとうとする前に「自分がどう思われているか?」を気にして、自分の心を頑なに守っている状態です。
それが標準装備になっているから、ずっと誰かの視線や意見が気になるという悪循環に陥っている。
その本質は「自分は迷惑な存在である」という思いからきているように思います。
いや、そんなストレートに…と思うかもしれませんが、自分が感情を出すことで誰かが嫌な気持ちになったり、離れていってしまうんじゃないかという恐怖や絶望、ありませんか?
傷付くぐらいなら、自分を出さない方がましだと思っている。褒められても「お世辞なんだろうな」とぬか喜びしないようにする。人も自分も、期待しない。何もない自分に絶望するのが怖いから。
きっと相手に期待した分だけ、傷付くのが怖いんだと思います。それだけあなたは、傷付いたんです。
でも、誰もあなたの存在を「迷惑」だなんて言っていない。むしろ、出会ってくれてありがとう!と、感謝されているかもしれない。あなたの言葉が、同じ境遇にいる人を救うかもしれないんです。
自分を守った先にある未来は?
自分を大切にしましょうという「セルフ愛」の風潮は、最近の心理学では常套句です。自分を守ることはもちろん大切ですが、私は段階があると思っています。
占星術では、24〜35歳を太陽期といいますが、この時期に必要な「自己の確立=自立」に到達するには、それなりの努力が必要です。つまり、誰にでも自立に向けて踏ん張る時期が必要だということ。
外に出て闘うわけですから、いいことばかりではありません。その苦くて辛い経験が私たちの心を萎縮させてしまうこともある。だから頑張った後の段階として、自分を大切にする時期は必要です。
でも、自分を大切にし続けるあまり、いつの間にか毎日同じ行動や、慣れ親しんだ人間関係の中で、私たちは自然と現状維持を選ぶようになります。
それで幸せなら全然OK。怖いから、コンフォートゾーンを出ないという選択もあり。
でも、本当は発展や成長を望んでいるのに、自分を守った先に待っている未来は、どんな映像が思い浮かぶでしょうか?
あなたがなりたい世界は選択できる
人と会うときに萎縮したり、遠慮して感情を出せない自分を変えたいなら、「自分は迷惑な存在じゃない」という事実に気付く必要があります。
その答えを選択する「勇気」が必要。
自分をずっと守っていた人は、思考が凝り固まって一つのパターンができあがっている可能性がある。そのパターンに気付き、私が選択したいのはこっちじゃない!と抵抗しましょう。
自分を迷惑な存在なんて思っていたら、自分がかわいそう。今日もありがとね、なんて言いながら自分を抱きしめてあげてください。世界はもっと優しいはず。
自分を諦めないで!
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